人工衛星「はくりゅう」のイメージCG(JAXA提供)
 人工衛星「はくりゅう」のイメージCG(JAXA提供)
 はくりゅうが観測した雲の様子。上下方向の構造が分かる(JAXA、NICT、ESA提供)

 地球温暖化に歯止めがかからない中、気候変動予測の重要性が増しています。2024年に打ち上げられた人工衛星「アースケア」は、大気中の雲や微粒子エアロゾルの動きを観測し、予測の精度を向上させることが期待されています。

 Q どんな衛星?

 A 日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)と欧州宇宙機関(ESA)が共同開発しました。衛星本体が白く、細長い太陽電池パネルが想像上の生き物である白竜の尾のように見えることから「はくりゅう」という和名が付けられました。高度400キロ近くで地球を周回しています。

 Q 独特の形だね。

 A 衛星の太陽電池パネルは翼のように本体の両側にあることが多いのですが、はくりゅうは片...

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