
「本屋とキッチン よりまし堂」の店内=26日午後、東京都日野市
紙の出版物の市場減少に歯止めがかからない。ピーク時の1996年に約2兆6千億円だった市場規模は半分以下に縮小した。紙の本を支えた町の書店も閉店が相次ぐなど苦境が続くが、個性的な「独立系書店」の開業など出版文化を盛り上げる動きも生まれている。
東京都日野市に昨年4月に開店した「本屋とキッチン よりまし堂」。カフェを併設し、イベントも行う独立系書店だ。
編集者でもある岩下結さんは「僕らのような店が生き残るには、紙の書籍の底堅いニーズで何とかやっていくしかない」と分析。経営は厳しいが、地域住民からは喜ばれており「資本の論理に任せていたら本屋は消えてしまう。地べたに張り付くようなやり方を見つけ出した...
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