
与党の賛成多数により26年度予算が可決された衆院予算委=13日午後
衆院の2026年度予算案審議は、首相官邸が主導する形で異例ずくめの経過をたどった。自民党の予算委員長は職権を連発し、一方的に日程を決定。国民民主党の取り込みを図ったものの、高市早苗首相の不信感は強く、交渉は決裂した。少数与党の参院で同じ手法は通用せず、3月中の成立は不透明だ。
▽日程ありき
「与党は首相の意向で動き、無理筋のスケジュールで進んだ。前例にしないと約束をいただきたい」。13日、衆院予算委員会の締めくくり質疑。中道改革連合の長妻昭氏の追及に対し、首相は「国会で決めることだ」と素っ気なく答えた。
そもそも予算案の審議入りが例年より約1カ月遅れたのは、首相が決めた衆院解散が原因だ。「経...
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