
政府は医療保険制度改革の法案を閣議決定した。膨らむ医療費の給付を抑えるのが目的で、花粉症など身近な疾患を抱える人や、受診頻度の高い高齢者ら幅広い世代に負担増が及ぶ。実現には国民理解が欠かせないが、野党からは、問題点が深まらないまま、与党ペースの審議が進むことを警戒する声も出ている。
▽年400円
花粉症や乾燥肌、風邪、便秘、口内炎―。こうした症状で薬を処方されると、来年3月から窓口負担が上がる可能性がある。市販薬と効能などが似た「OTC類似薬」に追加負担を課す新制度を法案に盛り込んだからだ。
狙いは現役世代の保険料を下げることにある。医療費は保険料と税金、患者の窓口負担が財源。高齢化で医療費...
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