
約4年半ぶりに経営再建計画を刷新し、記者会見で報道陣の質問に答える東京電力ホールディングスの小早川智明社長=26日午後、東京都千代田区
東京電力ホールディングスが約4年半ぶりに経営再建計画を刷新した。福島第1原発事故から3月で15年を迎えるのを前に「攻めの経営」に転じる姿勢を鮮明にした格好だ。ただ、頼みの綱の原発は再稼働直後にトラブルが発生。手持ち資金が減り続ける中、外部企業との協業をてこにする成長戦略は、社内外から実現性に疑問符が付く。逆風は強い。
▽つまずき
「廃炉が最難関の局面に進むなど大変厳しい状況に置かれているが、この難局を何としても乗り越えていく」。政府による事業計画の認定後、東京都内で記者会見した東電の小早川智明社長は終始、硬い表情を崩さなかった。
今回の計画には柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働を反映した。福島の...
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