米ミネアポリス近郊で移民取り締まりに抗議するデモ隊(左)に近づく治安当局者=26日(ロイター=共同)
 米ミネアポリス近郊で移民取り締まりに抗議するデモ隊(左)に近づく治安当局者=26日(ロイター=共同)
 米ミネアポリス近郊で移民取り締まりに抗議するデモ隊を追い払う治安当局者=26日(ゲッティ=共同)
 米ミネアポリスで、移民を取り締まる捜査官に射殺された男性を追悼するために集まった人=25日(ロイター=共同)
 事件を巡るトランプ米大統領の発言(写真はロイター)

 第2次トランプ米政権の看板政策の不法移民対策が揺らいでいる。中西部ミネソタ州ミネアポリスで取り締まり中の連邦捜査官が抗議していた米国人を射殺する惨事が相次いだためだ。抗議は党派を超えて拡大。11月の中間選挙に影響を及ぼしかねず、強硬一辺倒だったトランプ大統領は軌道修正を迫られている。

 ▽響く銃声

 凍結した路面に4、5人の捜査官が男性を押さえ込み、うち1人が殴りつける。別の捜査官が銃のようなものを抜いた直後「パン、パン」と乾いた銃声が10回ほど響き、地面には動かなくなった男性が横たわっていた―。24日の事件現場で周囲の人が撮影した動画だ。

 男性は看護師のアレックス・プレッティさん(37)。7日...

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