神奈川県藤沢市で差別反対などのメッセージを掲げる人たち=1月

 衆院選神奈川12区で、モスク(イスラム教礼拝所)建設の是非を争点化しようと躍起の陣営がある。モスク反対を主張し「日本に異文化が入ってのさばると、社会が乱れる」と排外主義を助長。これに対し、差別に反対する市民による落選運動も活発化している。

 神奈川県藤沢市でモスク建設が計画されている。無所属新人の菊竹進氏(53)は1月29日、JR藤沢駅前で建設反対を訴えた。応援弁士の鈴木信行東京都葛飾区議は「インバウンド(訪日客)が来るのはいいが、居座られるのは困る」などと排外主義をあおった。

 「ヘイトスピーチを許さない」と訴える市民たちも連日行動。1月29日夕方、藤沢市の湘南台駅前で、数人が「モスクができる...

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