米イランの立場
 米イランの立場
 反米を訴える巨大な掲示板=4日、イラン・テヘラン(ゲッティ=共同)

 米イラン協議は、イランによる核開発、弾道ミサイル開発、中東の代理勢力支援の3項目でどこまで折り合えるかが焦点だ。特に核とミサイルでの対立は根深い。交渉が決裂し軍事衝突に発展する恐れは排除できない。

 イランは、核開発の目的は原子力の平和利用だと一貫して訴え、核兵器を製造、保有する意図はないと主張する。最高指導者ハメネイ師はファトワ(宗教見解)で核兵器を禁じている。

 米国は、イランが核開発の柱と位置付けるウラン濃縮の恒久的な停止を要求する。イランは核拡散防止条約(NPT)で認められた権利だとして応じない方針だが、昨年6月の米軍の核施設攻撃を受け濃縮は停止状態にあると主張。同12月には米側に「当面...

残り556文字(全文:856文字)