
高市首相が掲げた「国論を二分する政策」
衆院選は論戦の幕を閉じた。高市早苗首相は「国論を二分する政策転換」の審判を仰ぐとして衆院を解散した。だが街頭演説では「責任ある積極財政」に重点を置く一方、消費税ゼロや安全保障政策の抜本的強化、憲法改正といったテーマはほとんど語らなかった。争点化を避ける首相に対し、野党は「説明責任を果たしていない」と批判。有権者に十分な判断材料が示されないまま、8日の投票日を迎えた。
▽定番
「責任ある積極財政は自民党の公約に初めて入った。これを審判していただきたい」。首相は選挙戦最終日の7日、東京都内の激戦区で街頭演説を繰り返した。
首相が一貫して演説の柱に据えたのは「自分が一番やりたい経済成長に向けた政策...
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