東日本大震災後の2011年4月、自衛隊ヘリから撮影した東京電力福島第1原発。手前から1、2、3、4号機(防衛省提供)
 東日本大震災後の2011年4月、自衛隊ヘリから撮影した東京電力福島第1原発。手前から1、2、3、4号機(防衛省提供)
 東京電力福島第1原発2号機で溶融核燃料(デブリ)の採取に使うロボットアーム=2022年7月、福島県楢葉町

 東京電力福島第1原発事故から3月で丸15年。廃炉に向けた作業が続いていますが、最難関とされる溶融核燃料(デブリ)の取り出しなどで遅れが目立ちます。

 Q どんな事故?

 A 第1原発は福島県双葉町と大熊町にまたがり、原子炉は6基ありました。2011年3月の東日本大震災の際、地震と津波で電源を喪失。運転中だった1~3号機は核燃料を冷やせず、メルトダウン(炉心溶融)が起きました。1、3、4号機では水素爆発も発生し、大量の放射性物質が外部に放出されました。自宅に戻れない同県の住民は昨年11月時点で2万3千人以上に上っています。

 Q 廃炉作業はいつまで続くの?

 A 政府と東電が策定した工程表「中長期ロー...

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