連合新潟を訪ね、衆院選の結果を報告する中道改革連合の西村智奈美氏(左)=9日、新潟市中央区
連合新潟を訪ね、衆院選の結果を報告する中道改革連合の西村智奈美氏(左)=9日、新潟市中央区

 8日の衆院選で自民党は高市早苗首相の高い内閣支持率を追い風に新潟県内小選挙区で14年ぶりに全勝した。立憲民主党が全勝した前回2024年とは勢力が逆転。野党の新党中道改革連合は浸透せず、中道に参加した立民出身候補は比例復活の2議席にとどまった。戦いの深層を探り、5月に控える知事選を展望した。(2回続きの2)

連載[県内勢力逆転]<上>

 「相手候補というより、高市台風が吹き荒れた感じ」。8日夜。衆院選小選挙区での落選が確実となった中道改革連合の候補5人は、口々に高市早苗首相の人気の高さを敗因に挙げた。

 1区で敗れ、比例復活した西村智奈美氏は9日、選挙支援への謝意を伝えるため連合新潟を訪れた。西村氏の比例復活は、北陸信越ブロックで自民党の候補者数が足りずに中道へ回ってきたことでかなった。西村氏の表情は険しかった。

 西村氏との面談後、連合新潟の小林俊夫会長は中道候補5人全員が惜敗率8割を割ったことを挙げ...

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