
8日の衆院選で、長岡や柏崎など中越地域の4市2町村で構成する新潟4区は、自民党元職の鷲尾英一郎さん(49)が前回選の雪辱を果たした。中道改革連合前職の米山隆一さん(58)は大敗して議席を失った。国民民主党新人の野村泰暉さん(27)、参政党新人の大矢寿乃(ひさの)さん(46)は支持を広げられず落選。各陣営が悲喜こもごもに包まれる中、4人は支援への感謝を胸に、選挙戦を締めくくった。
<新潟4区の開票結果>
鷲尾英一郎 当107,128
米山 隆一 62,446
野村 泰暉 15,842
大矢 寿乃 14,613
投票者数 203,155(無効票3,125、持ち帰りなど1)
(敬称略)
▽「広がる支援の輪に感謝」自民・鷲尾英一郎さん
鷲尾さんは8日夜、前回選と同じホテルで吉報を待った。前回選より大きい広間に集まった支援者は約200人。柏崎市、小千谷市、都内の会場ともリモートでつないだ。投票が締め切られた午後8時。すぐに当確の一報が流れ、「早い!」「やったぞ!」と会場はやんやの喝采となった。
握手の渦を進みながらステージに上がった鷲尾さんは、全員で万歳。「結果を勝ち取ることができたのは、みなさんが精いっぱい支援の輪を広げていただいたから。本当に感謝申し上げます」と頭を下げた。その目は少しうるんでいた。
1年3カ月前の前回選は米山さんに約2万2千票差をつけられ、比例復活もできなかった。今回は10万票の大台を上回る完勝劇となった。特に大票田の長岡市で53%もの票を獲得したのが大きかった。
選挙期間中は大雪を考慮し、街頭演説や個人演説会を極力行わない方針を徹底。長岡市で唯一開いた演説会が投票3日前の5日の総決起大会で、1800人(主催者)が集まった。ある参加者は「鷲尾さんをずっと支持してきたわけではないが、話を聞いて、必死さが伝わってきた」と話した。
選対本部長を務めた柄沢正三県議は報道陣に、「大雪の中の短期決戦。最終盤の総決起大会に照準を合わせ、総力戦でやった。みなさんが油断することなく頑張った結果だ」と総括した。
9日朝は、栃尾地域でつじ立ちをして手を振り、ガッツポーズも見せた。報道陣に自ら話しかけるなど、前夜の大勝の余韻をただよわせていた。
▽「どうしてみようもない」中道・米山隆一さん
米山さんは...









