
ジェンダー問題や人口減少対策について持論を展開した県町村会長の品田宏夫刈羽村長=刈羽村
県が昨年実施した調査で、昔ながらの性別役割分担意識や価値観が、若い女性が新潟県にUターンしない一因になっていることが分かった。県は調査結果を施策に反映させ、若者に選ばれる県づくりを目指す。この方向性に異を唱えるのが刈羽村の品田宏夫村長(68)だ。県町村会長の立場で出席した会議で「性別の役割分担はある」と発言し、若者に寄り添った施策の推進に疑問を投げかけた。品田村長に発言の真意を聞いた。
-県の若者意識調査の結果を受けて、性別役割分担の必要性を認めるような発言をしました。
「子どもを産めるのは女性だ。男女には体力でも差がある。そういう意味で言った」
「県から若者調査の報告を聞いて、ジェンダー平等の問題というより、若者は自分がどこで生まれて育ったのか忘れているんじゃないかと思った。都会に出るのは自由で戻ってこなくてもいいが、子には故郷の親の面倒を見る責任がある。そういうことを説く教育が今、本当に大事だ」
-県の人口減少対策について、異論を唱えた格好になりました。
「県の施策に異議があるのではなく、人口減対策は何十年も取り組んでいるのに効果が出ていないのが現実だという意味だ。若者に選んでもらう県になるといった、若者に何かをしてあげるという発想でいいのか。...
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