
研修施設で講師として福島第1原発事故について説明する東京電力の野村有宏さん(奥)=1月、横浜市
東京電力グループで社員の世代交代が進んでいる。2011年3月11日の福島第1原発事故の風化を防ぐ社員研修では事実や教訓を伝え、今後の業務にどう生かすか強調。東電が掲げる「福島復興への責任」を若手に引き継ごうと模索する。一方、第1原発の廃炉工程は遅れが常態化しており、当事者意識の希薄化を指摘する声もある。
▽全員参加
東電の研究所(横浜市)内に原発事故を学ぶための研修施設「3・11事実と教訓」がある。1月27日、講師の野村有宏安全啓発チームリーダーが社員10人に語りかけた。「なぜ事故を防げなかったのか、振り返ります」
原発事故で福島県から県内外への避難者は最大約16万5千人。今も約2万3千人以...
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