17日に発表された2026年県内公示地価(1月1日時点)は、全用途平均で31年連続の下落となった。一方でリゾート開発が進む妙高市やインバウンド(訪日客)が増加する湯沢町などは上昇し、能登半島地震による影響で前年に大きく下落した新潟市西区も回復基調にある。外部から投資を呼び込めない観光地や、農村部・山間部などは下落傾向が続いており、二極化の傾向が強まっている。

 【住宅地】25市町村の299地点を調査した。県全体の変動率はマイナス0・5%で29年連続の下落となった。下落幅は前年から0・1ポイント縮小した。

 新潟市はプラス0・6%で上昇は5年連続。西区はマイナス0・4%で下落幅は0・4ポイント縮小した。前年に下落した地点のうち5地点が横ばい、または上昇に転じた。中央区は建設費上昇や優良住宅地の需要の一服感から前年より上昇幅が縮小。戦前からの住宅地が多い新潟島地区は需要が弱く、横ばい・下落の地点が見られる。

 新潟市以外の市町村では聖籠町が3年連続で横ばいとなったほかは下落した。見附市が横ばいから下落。下落した市町村のうち新発田市など15市町村で下落幅が縮小し、7市が前年同率だった。

 価格上昇地点は前年から6地点増加し83地点。うち新潟市が61地点。長岡市9、上越市4、新発田市3、見附市2、燕市、五泉市、阿賀野市が各1地点。聖籠町は1地点で上昇した。横ばいは4増の37地点だった。

 市区町村別で最も上昇したのは新潟市中央区でプラス1・8%。続いて同市江南区がプラス1・5%だった。最も下落率が大きかったのは...

残り1940文字(全文:2598文字)