
今回も前回に続き、家族の力を借りて脳の老化にあらがうお話です。
私は結婚して31年目になります。妻は「そんな細かいことまで覚えていて、脳からあふれてこないか」と思うほど過去の出来事をよく覚えています。おかげで、おぼろげな私の記憶を補充してくれて、過去を懐かしむことには苦労しません。妻には日々感謝していますし、私自身の記憶を保持する助けにもなっています。
亡き父は婿で、母と結婚してからも「母大好き」を家族に公言してはばかりませんでした。母は、今も父が生きているかのごとく毎日コーヒーを入れて仏壇に持っていき、話しかけています。その様子に、私は心で拍手しています。
幼少の頃、叔母が祖父に「おばあち...
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