
今回は、不機嫌と上機嫌に関するお話です。
私にとって小学校時代、校務員のおじさんは、なんだか不機嫌で、いつ怒り出すか分からないような怖い存在でした。一方、家では祖父の不機嫌な様子をほとんど見たことがなく、言動も穏やかでした。父は気分の上下が激しいのですが、大半は上機嫌で、毎朝、「今日も頑張るぞー」と家を出ていきました。
中学生、高校生になると、小学校の頃より、不機嫌な顔をしているクラスメートが増えました。この不機嫌さはどこから来るのだろうか。反対に、上機嫌を保つにはどうすればいいのだろうか。幼い頃からの疑問が、どんどん膨らんでいきました。
20代になると、憂さを晴らすように居酒屋に行ったり、...
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