大ホールの客席最後部にある調整室でミキサーを操作する木村正弘さん=魚沼市干溝
大ホールの客席最後部にある調整室でミキサーを操作する木村正弘さん=魚沼市干溝

 音楽は人生や日々の暮らしを豊かに彩り、時に励まし、慰め、癒やしを与えてくれる。音楽活動を通じ、潤いや元気を届けている魚沼地域の「音楽人」たちを紹介する。

<3>神秘的な音色が心に響く…雅楽継承に取り組む「若宮八幡宮雅楽振興会」(南魚沼)

 魚沼市響きの森文化会館は、音響が優れたホールとして知られる。2年前に小出郷文化会館から名称を変更し、今年6月で開館30周年を迎える。開館以来、音響スタッフとして従事しているのが、事業課長の木村正弘さん(55)だ。

 館内には大小の2ホールがあり、大ホールは1136席。「音響を重視して建築されたので、残響が豊か。客席まで音がバンバン飛んでくる」という自慢のホールだ。

 音響の仕事は、会場の構造や音楽理論、楽器の特性などを考慮し、マイクやスピーカー、ミキサー、アンプといった必要な...

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