
片岡鶴太郎
立派な口ひげと、フランス語が交じる気取った語り口。アガサ・クリスティが生んだ、あの名探偵エルキュール・ポアロを、俳優、ヨガ、ボクシングと幅広すぎる活動で知られる片岡鶴太郎が舞台「ブラック・コーヒー」で演じる。目指すのは「知的な中に、ふつふつと燃えているエネルギーがある」というポアロ。くせ者同士の化学反応はいかに。
舞台では、科学者クロード・エイモリー卿が「機密が盗まれた」と告げた直後、毒殺される。容疑者は屋敷内にいた全員。ポアロの推理がさえる中、家族それぞれの秘密が次々と暴かれていく。
きちょうめんすぎる性格でわずかな異変を見逃さずに事件を解決するポアロ。画家でもある鶴太郎はポアロの明晰な頭...
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