参院選が公示されました。新潟県内の選挙区は、改選によって争う議席は1。衆議院とは選挙の仕組みが違います。今回の「ニュース読みトキ!」では、「参議院」について考えます。2021年の衆院選は投開票日が10月31日でしたが、10月分の文書通信交通滞在費100万円が全額支給され問題になりました。今回は国が国会議員に支払うお金を紹介します。

Q たくさんもらっているのかな?

A 憲法49条で「国庫から相当額の歳費を受ける」と規定しています。金額は法律で決まっています。参院議員も衆院議員も同額で、月額129万4千円(現在はウイルス禍を踏まえ20%減額)と、年2回の「ボーナス」314万2802円です。年収は約2180万円です。

Q 文書通信交通滞在費って何?

A 問題を受け法改正され「調査研究広報滞在費」になりました。議員がいろいろなことを調査し、国民と交流するために、月100万円が支給されます。

 国会内のグループ(会派)には、議員1人当たり月65万円の「立法事務費」が支払われます。政党交付金もあり、2022年分の総交付額は約315億円です。衆参国会議員数で単純に割ると、1人当たり年約4500万円。歳費を含めた全てを足すと約8600万円です!。

Q 金額に見合った仕事をしてほしいね。

A その通りです。19年参院選広島選挙区の買収事件で、河井案里氏は当選無効になりました。支払われた歳費約5千万円の返還を請求するよう、住民が国に求めた裁判がありますが、高裁は訴えを退けました。国会議員が逮捕・勾留されて国会に出られなくても、歳費支給を停止する規定もありません。法律がおかしいという意見もあります。

 参院選では候補者がどんな人物か、有権者がしっかり見定めることが大切です。