参院選が公示されました。新潟県内の選挙区は、改選によって争う議席は1。衆議院とは選挙の仕組みが違います。今回の「ニュース読みトキ!」では、「参議院」について考えます。これまで参院選の結果を経て「ねじれ国会」になったことがあります。最終回は、民意が生んだ現象について読みトキます。

Q ねじれ国会って何?

A これまでは衆議院で多数派を占める与党が、参議院で少数派になることがありました。例えば、与党が参院選で過半数議席を獲得できないことで起きます。

 近年では、与党の自民党が2007年、民主党が10年の参院選で、それぞれ惨敗。野党が躍進してねじれ状態が生じ、政権交代につながりました。

Q ねじれると、どんなことが起きるの?

A 政府が国会に提出する法案などが参院で否決されたり、審議入りしない「たなざらし」の状態になったりして、スムーズに成立しなくなります。

 法律ができないと困ることが多いので、「再可決」があります。衆院で3分の2以上の賛成を得て再び可決すれば法律になる憲法の規定があります。これまでのねじれ国会では、再可決が相次いで法案審議に時間がかかり、与野党の攻防が激化しました。

Q 混乱している状態ってこと? 問題だよね。

A そうとも言い切れません。議案を通すため、与党側は野党側の意見や提案も取り入れて合意を目指します。ねじれているからこそ、多様な意見を取り入れ、議論を深めることができるとみる意見もあります。

 ねじれ国会もまた、民意の結果です。今回の参院選の投開票日は7月10日。どのような結果になるのか。有権者の1票で決まります。

(おわり)