合奏を楽しむ「津南コカリナサークル」のメンバー=津南町下船渡
合奏を楽しむ「津南コカリナサークル」のメンバー=津南町下船渡

 音楽は人生や日々の暮らしを豊かに彩り、時に励まし、慰め、癒やしを与えてくれる。音楽活動を通じ、潤いや元気を届けている魚沼地域の「音楽人」たちを紹介する。

<5>演奏もお寺も根っこは“人とのつながり”圓通寺住職でベーシストの渡邊玄貴さん(十日町)

 木のぬくもりを感じさせる柔らかな音色が響き渡る。木製の小さな笛「コカリナ」の演奏を楽しむ「津南コカリナサークル」は、津南町下船渡の町文化センターで月2回、合奏を楽しんでいる。

 サークルのメンバーは現在、70〜80代の4人。「ハイキングに手軽に持っていけるし、山で吹いていると、小鳥が寄ってくる」とコカリナの魅力を語る。

 コカリナは前に四つ、後ろに二つの穴がある。押さえる穴の組み合わせで音が決まるが、吹く息の強さでも変わってしまう繊細さも魅力の一つだ。

 長さ約8センチ、太さ約3センチのソプラノコカリナ、長さ約11センチ、太さ約4センチのバリトンコカリナなど種類は多彩。音域の異なる複数のコカリナを組み合わせたものもある。サークルでは、...

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