11日の公演に向け歌舞伎の稽古に励む住民たち=魚沼市干溝
11日の公演に向け歌舞伎の稽古に励む住民たち=魚沼市干溝

 魚沼市干溝地区に江戸時代から伝わる地芝居で、11日に12年ぶりとなる公演が行われる「干溝歌舞伎」の出演者たちが、仕上げの稽古に励んでいる。干溝歌舞伎は、新型コロナウイルス禍などもあって活動が休止状態だったが、伝統芸能を継承しようと昨年再始動した。本番が近づき「大勢の人に見てほしい」と願いを込めて、演技にさらなる磨きをかけている。

魚沼市干溝地区に伝わる「干溝歌舞伎」に高校生が挑戦!

 干溝地区では、祝い事の時に歌舞伎が奉納されてきた。今回は、地元で100歳を超えた長寿者のお祝いを考える中で、市民でつくる「干溝歌舞伎保存会」が企画した。

 演目は「双蝶々曲輪(ふたつちょうちょうくるわ)日記 引窓(ひきまど)」に初めて挑戦。子ども歌舞伎の「やまびこ三番叟(さんばそう)」「忠臣蔵 大石東(あずま)下り」も披露する。出演者は、引窓が10〜70代の6人、子ども歌舞伎は6〜12歳の6人で、9月から稽古をしてきた。

 干溝の集落センターで3月23日夜に行われた稽古には、以前から干溝歌舞伎を指導してきた歌舞伎役者の...

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