春の山岳救助が増えている角田山の灯台コースの登山口=9日、新潟市西蒲区
春の山岳救助が増えている角田山の灯台コースの登山口=9日、新潟市西蒲区

 標高がそれほど高くない山でも注意が必要だ。登りやすいと人気の新潟市西蒲区の角田山(482メートル)では、先月から山岳救助が3件発生。近年は、交流サイト(SNS)で紹介される情報から、登山コースを外れて歩くケースも出ている。消防などは「万が一のために登山届を出し、無理のない登山計画を立ててほしい」と注意を呼びかける。

 新潟市消防局などによると、角田山でこの時期に救助が3件に上るのは過去5年で最多。今年は複数ある登山コースのうち、最難関とされる灯台コースで70代と80代の男性2人がいずれも転倒してけがを負い、ヘリコプターに救助された。

 巻観光協会によると、角田山は山野草を目当てに県内外からの登山客が年々増加。各地でクマ出没が問題となる中、角田山にクマがいないとされることも人気につながったという。

 ただ、灯台コースはアップダウンが多く、岩場の滑りやすい箇所もある。雪割草やカタクリなどの群生地がコース外にあることもあり、撮影された写真がSNSや登山用アプリで共有されることで、コース外に出る登山者も後を絶たない。担当者は「正式な登山道の利用を」と呼びかける。

 見附市から...

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