「いろいろあったけど、たくさんの人が来てくれてよかった。ありがとね」。第4回新潟国際アニメーション映画祭が閉幕した2月25日夜、新潟市中央区の打ち上げ会場で、理事梨本諦嗚(たお)(58)は関係者と抱き合った。
「準備期間が長ければ、もっとできた」「去年の夏は、開けると思っていなかった。よく開催にこぎ着けた」-。会場では映画監督やゲスト、スタッフなどさまざまな立場の約50人が集い、晴れやかな表情で感想を語り合っていた。
梨本の関心はすでに次回に移っていた。「反省をどうつなげるか。長期的な視点で考えないといけない」
第4回の映画祭に至る道のりは苦難の連続だった。
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