新潟日報社のインタビューに答える日本アニメーション社長の石川和子さん=4月、東京・多摩市

 日本アニメーション(日アニ)の社長で日本動画協会の理事長の石川和子さんにアニメを取り巻く現状や、将来像などを聞きました。

「赤毛のアン」「ロミオの青い空」…名作生んだ日本アニメーションで聞いてきました!作品はアニメーターの苦労の結晶、「ちびまる子ちゃん」1話分は70人で5カ月も!<特集・アニメができるまで>

 -宮崎駿さん、高畑勲さんらはかつて日アニで名作を生み出していました。

 「作品づくりは、いかに自分たちの思いを表現できるかに懸かっています。『未来少年コナン』『赤毛のアン』など、とことんこだわって制作してくれたからこそ、作品が多くの人から愛されているのだと思います」

 -五泉市出身で若くして亡くなった近藤喜文さんも、大きな役割を果たしました。

 「若手の育成に関わり、素晴らしい作品の制作を支えてくれました。自慢の偉大なアニメーターだったと尊敬し、感謝しています」

日本アニメーション本社スタジオ=東京・多摩市

 -創業から50年。アニメ制作に込められた思いは。

 「創業者の父の時代から、子どものために映像を作ってきました。アニメの良さは主人公になれること。作品を通じて、さまざまな体験をする中で心が育まれ、創造力が発達します。また、国境や言葉の違いも超え、大切なことを伝えてくれる、かけがえのない表現です。これからも子どもの心を育む作品を作り続けたいです」

 -世界名作劇場で一番好きな作品は「赤毛のアン」とうかがっています。

 「原作も素晴らしく、これ以上の完成度の作品はないと思っています。アンが成長していく、生き方が描かれています。演出した高畑さんは...

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