JR越後湯沢駅前を歩く足尾暖。湯沢を拠点に新幹線や車で東京と行き来する=4月、湯沢町
東京から上越新幹線で約1時間、温泉客やスキー客が訪れる湯沢町。越後湯沢駅に近いシェアオフィスの1室に、アニメーション制作会社・ゼロアニメーションの“本社”がある。ここで働くのは、東京から移住した代表取締役の足尾暖(33)、ただ一人だ。全国に散らばるアニメーターらとオンラインでつながり、足尾が作業を取りまとめてアニメを制作している。
足尾の働く部屋の窓からは緑がまぶしい山々が望め、時折爽やかな風が吹き込む。「落ち着いた環境で集中して仕事ができる」。4月、足尾はノートパソコンに向かい、アニメーターと作画する場面を割り振っていた。足尾は東京と行き来して取引先から仕事を請け負い、監修や作業の進行管理などを担う。
ゼロアニメーションは...
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