城西大学薬学部(埼玉県坂戸市)は2025年度、さいたま市薬剤師会、小川赤十字病院、上尾中央医科グループ薬剤部と包括的連携協定を締結し、地域医療を支える多層的な連携基盤を構築した。実習・教育・就職を一体化した「地域密着型薬学教育モデル」として、医療現場での実践と大学教育を直接接続。学生が在学中から医療人としての視点を養い、地域医療の担い手を目指すことができる体制を整えている。
◆地域医療機関・薬剤師会との連携体制
地域医療機関および薬剤師会との包括的連携を通じて構築された城西大学薬学部の教育モデルは、「学生の学び」「地域医療への貢献」「将来のキャリア形成」を一体として設計している点を特徴とする。特に人口約130万人を擁する政令指定都市に所在する「さいたま市薬剤師会」との連携は、地域医療の最前線と大学教育を直接結びつける中核的なものとなっている。
同教育モデルの主な取り組みは以下の通り。
・連携先医療機関、薬局における学生の実務実習の受け入れ
・現場の薬剤師・医療従事者を講師とした特別授業の実施
・大学から提携先への学術支援および研修機会の提供
・連携先への就職につながるキャリア形成支援
◆学生の学び:医療人マインドの育成
こうした環境により、学生は現場の薬剤師・医療従事者と接点を持ちながら学ぶことが可能となる。実務実習や特別授業を通じて、医療現場の判断や患者対応に触れることで、知識習得にとどまらない実践的な視点を養うとともに、「目の前の患者を良くしたい」という医療人マインドの醸成につながることが期待される。
◆将来のキャリア形成:進路の具体化と連携先への就職
学生は在学中から地域の医療機関・薬局との接点を持つことで、卒業後の進路を具体的に描くことができる。実際に提携先への就職実績も生まれており、大学教育から地域医療への人材供給までを一貫して設計し、地域に根ざした就職・定着へとつながる教育環境が整備されている。
◆地域医療への貢献:地域医療に還元される大学の知見
城西大学は提携先に対し、学術活動の支援やリカレント教育、研修機会の提供を行っている。これにより、大学の研究成果や教育資源を地域医療の現場へ還元している。さらに、現場の薬剤師・医療従事者と大学教員・学生が継続的に関わることで、教育と実務の距離が縮まり、知見を相互に還元する循環が生まれている。
こうしたことから、この取り組みは学生の教育効果の向上にとどまらず、地域医療の質の向上にも寄与するものであるといえる。
◆今後の展望
城西大学薬学部では、これらの連携を基盤として「地域とともに成長する薬学教育モデル」の確立を目指している。今後は、
・地域医療を担う実践力ある薬剤師の育成
・政令指定都市を含む広域地域との連携強化
・学生のキャリア形成支援のさらなる充実
・医療現場と連動した教育・研究の高度化
を推進し、地域社会に貢献する人材の育成を一層強化。地域と密接に連携しながら、教育・研究・臨床の好循環を創出し、持続可能な地域医療の発展に寄与していくことを目指す。
○関連記事
・さいたま市薬剤師会との包括的連携協定
https://www.josai.ac.jp/news/yakuzaishikai_20260308/
・小川赤十字病院との包括的連携協定
https://www.josai.ac.jp/news/iryorenkei20260226/
・ 上尾中央医科グループとの包括的連携協定
https://www.josai.ac.jp/news/iryorenkei20260210/
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城西大学 薬学部 薬学事務室
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