
能登半島地震で先端部分などが崩れた見附島(左)。右は地震の2カ月前に撮影された見附島=石川県珠洲市
どこまでも続く空の下を水平線がすうっと伸びている。能登半島の先端に立った。地球の大きさを思う。2024年1月1日の地震、同年9月の豪雨に襲われ、復興の途上にある石川県珠洲市を海沿いに回った。
最初に向かったのは、能登のシンボルと言われる見附島。高さ約30メートルの奇岩で、先端がとがった特徴的な形から「軍艦島」と呼ばれていた。だが地震で一部が崩れ、樹木もすっかり減っている。
能登半島地震では海岸の隆起など、地形を変える巨大なエネルギーを見せつけられた。見附島の変貌もその一つだ。
「こんなんになってしもうてね」。隣の能登町から海岸を訪れた男性がつぶやき、カメラを向けて去って行った。元の姿は戻らなくても...
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