
昔ながらのしま模様や無地の生地など、200種類以上の反物を扱う
県内には人々の暮らしや地場の産業を支えるあまたの職人がいる。連綿と受け継がれた技術を次代につなごうと、日々工夫を凝らしながら、奮闘を続けている。今に息づく伝統工芸などの担い手を紹介する。
新潟市江南区亀田地区に伝わる亀田縞(じま)。始まりは江戸時代の享保年間とも寛政年間とも言われる。藍染めの糸は虫よけ効果があるとされ、生地が丈夫で農民に重宝された。高度成長期の初めには途絶えていた亀田縞を、仲間の織物業者と復活させて約20年。立川織物(新潟市江南区袋津3)の6代目立川治秀さん(77)は、時代のニーズに応える亀田縞を送り出し、次世代に継ごうと奮闘する。
亀田縞製造の最盛期である大正時代には...
残り943文字(全文:1271文字)












