
小型船でクルーズ船から離れる乗客=10日、スペイン・テネリフェ島(ゲッティ=共同)
「ハンタウイルス」の集団感染の疑いが出たクルーズ船が10日、スペイン領カナリア諸島テネリフェ島に到着した。新型コロナウイルスを想起させる状況に世界の耳目が集まり、乗客らは厳戒態勢下で下船。帰国後は各国が感染防止策を担うが、乗客の分散で封じ込めが困難になるのではないかとの懸念も出ている。
▽マスク姿
「前例のない作戦だが、非常に順調だ」。現地入りしたスペインのガルシア保健相は10日、自国が困難な事態に適切に対処している姿を世界に示したと胸を張った。
約150人が乗ったクルーズ船「MVホンディウス」がゆっくりとテネリフェ島のグラナディージャ港に入ったのは現地時間10日午前6時ごろ。岸では各国から押し寄...
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