倉敷天文台の設立時に設置された英国製の天体望遠鏡(手前)=3月、岡山県倉敷市
 倉敷天文台の設立時に設置された英国製の天体望遠鏡(手前)=3月、岡山県倉敷市
 倉敷天文台の資料館と運営法人理事長の原浩之さん=3月、岡山県倉敷市
 倉敷天文台の歴史を説明する運営法人理事長の原浩之さん=3月、岡山県倉敷市
 岡山県倉敷市

 研究者だけでなく天文愛好家ら一般の人たちにも開放された日本初の「公開天文台」として岡山県倉敷市に倉敷天文台が設置されてから、11月で100年を迎える。このような取り組みは国内約300カ所まで広がり、天文教育の裾野を支えている。関係者は「いろいろな人たちの星空や宇宙への思いを受け止めてきた」と胸を張る。

 倉敷天文台は、1926年11月21日に誕生した。当時は天文台は官立(国立)が占め、研究者以外は利用できなかった。開かれた天文台の必要性を訴える愛好家の声に応え、地元の実業家が出資した。

 日本国内で当時最大級の英国製の口径32センチ反射望遠鏡を設置した。同天文台の歴史に詳しい倉敷科学センターの三島和...

残り767文字(全文:1066文字)