
町職員と今後の活動について意見を交わす関川敬さん(左から2人目)=4月、福島県浪江町
東京電力福島第1原発事故で住民が長期避難した福島県浜通り地方では、事故から15年がたった今も薬局がほとんどなく、薬剤師も数少ない状況が続く。そんな現地に通い、支援を続ける本県の薬剤師がいる。新潟市北区の関川敬(さとし)さん(65)だ。福島の住民の健康を支えながら、再稼働した東電柏崎刈羽原発も気にかける。「もし過酷事故が起きれば暮らしへの影響は長期化する。新潟でも備えを考えておくべきだ」と訴える。(報道部・山田功)
福島第1原発の立地地域に隣接する浪江町。関川さんは4月下旬、町役場を訪れ、職員と本年度の活動計画などを話し合った。現在は主に浪江、富岡、大熊の各町に年数回通う。
初めて支援に入ったのは2019年。当時...
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