2020年時点のB型・C型肝炎の診断・治療率(日本国内)
 2020年時点のB型・C型肝炎の診断・治療率(日本国内)

 日本ではB型肝炎とC型肝炎の原因ウイルスの持続感染者は大幅に減少し、世界保健機関(WHO)が掲げる2030年の肝炎排除目標を現状でほぼ達成したとの分析を、広島大チームが専門誌に発表した。

 血液などを介して感染するB型・C型肝炎は肝硬変や肝臓がんの主な原因であり、世界的な公衆衛生上の課題となっている。日本は対策が国際的にも先行していることが示された形だ。

 チームは全国の医療機関が発行する診療報酬明細書の匿名データや公的統計、大規模疫学データを統合して分析。B型・C型肝炎ウイルスの持続感染者は2000年の300万~366万人から20年には110万~142万人へと大幅に減少していた。

 20年時点で、想定...

残り376文字(全文:675文字)