新潟日報社は10日、新潟県内34の投票所で、投票を終えた有権者に出口調査を実施し、1742人から回答を得た。調査によると、当選した自民党新人の小林一大(かずひろ)氏(49)は自民、公明支持層の8割超を固め、「支持する政党はない」と答えた無党派層も38・3%を取り込んだ。一方、立憲民主党現職の森裕子氏(66)は立民、共産、社民支持層の9割以上を固め、無党派層の5割の票も集めたが、及ばなかった。

 小林氏は自民支持層の85・9%を固めたほか、推薦を受けた公明支持層の82・2%を手堅くまとめた。無党派層では森氏を下回ったものの、前回2019年参院選新潟選挙区の自民候補(28・5%)より10ポイント近...

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