多彩な素材やアイデア

 「現代工芸新潟会」は、新潟の工芸家たちが相互に研鑽(けんさん)を行う場として、長年にわたり活動してきた団体である。起源を1934(昭和9)年発足の「越佐工芸美術会」に持ち、戦後62年には「現代工芸美術家協会」の地方組織の一つとなって、今日まで地域の工芸界の発展に貢献してきた。

 去る4月、東京で開かれた第64回日本現代工芸美術展では、全国各地から出品された中、本県作家が功績を挙げている。金属による作品で西片正が文部科学大臣賞を、さらに陶磁の作品で松永明が現代工芸本会員賞、早川友加吏が現代工芸賞を受賞した。審査員にも刺繍(ししゅう)の作家である風間美代子が加わった。

 新潟の工芸の今に多彩な作品を通じて触れることができるのが、...

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