植物の「静と動」丁寧に
會津八一(1881〜1956年)は、奈良の風光と美術を高らかに詠んだ歌人として知られている。一方で、自らの雅号に「艸」(草の旧字)を入れ「秋艸道人(しゅうそう・どうじん)」と名乗るほど草花を好み、関心を寄せていた。日常生活でも菊や葉鶏頭などの植物を栽培したり、庭に咲く草花を観察したりして、短歌にも残している。
自然を詠んだ八一の短歌は、...
残り977文字(全文:1145文字)
會津八一(1881〜1956年)は、奈良の風光と美術を高らかに詠んだ歌人として知られている。一方で、自らの雅号に「艸」(草の旧字)を入れ「秋艸道人(しゅうそう・どうじん)」と名乗るほど草花を好み、関心を寄せていた。日常生活でも菊や葉鶏頭などの植物を栽培したり、庭に咲く草花を観察したりして、短歌にも残している。
自然を詠んだ八一の短歌は、...