ガソリンスタンドの給油ノズル
 ガソリンスタンドの給油ノズル
 ガソリンスタンド維持の取り組みに関する市町村への調査

 災害時の「最後のとりで」ともいわれるガソリンスタンド(GS)が次々と姿を消している。価格以外で競合との違いを出すのが難しい事業構造で、人口減に伴う需要の縮小が経営を直撃する構図だ。危機意識は全国的な広がりに欠け、自治体が取り組む対策には濃淡がある。

 ▽381市町村

 神奈川県箱根町では、2025年4月時点で5店舗あったGSがわずか1年で2店舗に減った。閉鎖は人手不足などが理由で、町は事業者の発表で知った。住民から「不便だ」といった声が多く寄せられ、町は事業者にGSの存続を働きかけるなど奔走。閉鎖した1店舗は別の事業者が運営することでまとまった。勝俣浩行町長は「災害時の安定供給に向けてGSの整備を支...

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