9日、イラン・テヘランで、前最高指導者アリ・ハメネイ師らの肖像のそばを通り過ぎる人々(WANA提供、ロイター=共同)
 9日、イラン・テヘランで、前最高指導者アリ・ハメネイ師らの肖像のそばを通り過ぎる人々(WANA提供、ロイター=共同)
 18日、イラン・テヘランの街頭(ゲッティ=共同)
 19日、イラン・テヘランでの金曜礼拝で、最高指導者モジタバ・ハメネイ師の肖像を掲げる参加者ら(AP=共同)

 米イランの戦闘終結を宣言した覚書には、復興のためにイランの国家予算の1・5倍に当たる3千億ドル(約48兆円)という巨額の資金調達計画が盛り込まれた。イランにとっては戦後賠償の要求が全面的に受け入れられたことに近い形。指導部はこの覚書を「勝利」と位置付け、対米交渉の追い風としたい考え。ただ今後の核協議は難航必至で「絵に描いた餅」になりかねない。

 ▽アピール

 イランは一連の戦闘で前最高指導者アリ・ハメネイ師らが殺害され、石油施設などのインフラも大きな打撃を受けた。イラン政府高官によると、被害額は推定約4千億ドル。3千億ドルの資金調達では足りないが、大統領府関係者によると、イランの年間の国家予算は2千...

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