
神奈川大の井上匡子教授(本人提供)
被害から逃れたはずの母子生活支援施設で、ドメスティックバイオレンス(DV)をしたとされる男性と同居―。福岡県嘉麻市の施設で女児2人を殺害した容疑で母親(31)が逮捕された事件では、内縁関係の男性(33)が約3年間も隠れて一緒に住んでいたことが判明。県警は事件への男性の関与はないとみているが、県は所管7施設で来訪者管理の徹底などを求める通知を出した。保護とプライバシー配慮の両立を求められる現場では戸惑いの声も上がる。
「男性が『主』で母親が『従』の関係だった」(県警捜査幹部)。母親の水沼南帆子容疑者は、姉妹の実父である男性のDVを理由に2022年9月、施設に避難した。生活に困窮する母子に住居を提...
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