2025年12月、部屋の看板前に立つ常盤山親方=東京都板橋区の常盤山部屋
2025年12月、部屋の看板前に立つ常盤山親方=東京都板橋区の常盤山部屋
2025年12月、思い出を語る常盤山親方。後ろの稽古場の壁には師匠の元横綱初代若乃花の写真=東京都板橋区の常盤山部屋
2026年1月、定年前最後の本場所となった大相撲初場所で、やぐら太鼓を背景に立つ常盤山親方=両国国技館
2026年4月、常盤山親方は「停年感謝の宴」で熱唱=東京都文京区の椿山荘
1987年11月の大相撲九州場所で隆三杉時代の常盤山親方(右)は横綱大乃国をはたき込み、生涯唯一の金星を獲得=福岡国際センター
2023年1月の大相撲初場所で優勝した大関貴景勝(右)の祝勝会で常盤山親方は笑顔を見せる=東京都内
2024年9月、貴景勝(左)の引退記者会見に同席した常盤山親方=両国国技館

 「角界の」という枕ことばの下には、ドラえもんと五木ひろしの愛称が並ぶ。元小結隆三杉の常盤山親方=本名金尾隆、神奈川県出身、湊川部屋=が3月1日に日本相撲協会定年の65歳となり、半世紀に及ぶ土俵人生に一区切りを付けた。誰もがうなる角界屈指の歌声に、真ん丸で愛嬌たっぷりの笑顔。その裏側には数々の苦難もあった。支えとなったのは「もう一つの呼び名」だった。(共同通信=田井弘幸)

 ▽「“五木っちゃう”から」とオンステージ

 大相撲ファンの間では、常盤山親方の歌唱力はおなじみとなっている。小学5年から五木ひろしが大好きで、現役時代から力士の歌合戦では常連。2022年に東京・両国国技館での「ファン感謝祭」では親...

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