「立法府の総意」と皇室典範改正案の比較
 「立法府の総意」と皇室典範改正案の比較

 政府の皇室典範改正案は「男系維持」にこだわる高市早苗首相をはじめ自民党保守派と共鳴する内容となった。衆参両院が決定した「立法府の総意」では皇位継承策を先送りしたはずだったが、「旧11宮家の男系男子を養子として皇族に迎える案」の中に埋め込まれた。野党は総意の軽視が甚だしいと猛反発し、本来国会が目指した「静謐な環境」とはほど遠い。

 ▽姑息な手法

 「国会審議で丁寧な説明を行い、理解いただけるように努める」。木原稔官房長官は30日の臨時閣議後の記者会見で、各党から異論が噴出する中で決定した典範改正案の今後の対応を語った。

 「独断専行」が際立つのが、養子の男性子孫の皇位継承資格に踏み込んだ点だ。男系継承の政...

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