
愛知県岡崎市の渡辺米穀店の倉庫に積み上げられた米袋=30日午前
「令和の米騒動」の影響として懸念された消費者のコメ離れが現実のものになりつつある。価格高騰に一服感が出ているものの、需要が回復するかどうかは見通しづらい。場当たり的な政策対応が続き、生産や販売の現場は翻弄されている。
▽目玉は麺類
渡辺米穀店(愛知県岡崎市)は2025年産米の袋が倉庫に山積みだ。渡辺正明社長は「1年前の2倍はある」と困惑気味に明かす。5キロ当たり3500~3700円で売っている銘柄米はなかなか在庫が減らず、値下げを検討せざるを得ない状況だ。「26年産米は3千円前後になる」と予想するが、需要が戻るかどうかに関しては「消費者はコメを食べない生活に慣れてしまった」と懐疑的な見方を示す。
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