中南米の主な政治状況
 中南米の主な政治状況
 ケイコ・フジモリ氏の対立候補ロベルト・サンチェス氏の支持者によるデモ行進=6月19日、ペルー・リマ(ゲッティ=共同)

 ペルー大統領選で右派ケイコ・フジモリ氏が悲願の勝利をつかんだ。中南米では政治介入をためらわないトランプ米大統領の影響が拡大。親米右派が伸長する「青い波」の潮流が後押しした。治安や経済を回復させた父アルベルト氏の功績を前面に打ち出す戦略も成果を挙げたとみられるが、人権侵害や汚職といった負のイメージは今も根強く、日系社会には分断が残る。

 ▽右傾化

 「中南米は米国の同盟国、親米的な指導者、米国に好意的な姿勢で満ちている」。ルビオ米国務長官は6月2日の上院公聴会で、1月のベネズエラ攻撃をはじめ中南米への介入でトランプ政権が実績を上げたと誇った。

 中南米では1999年にベネズエラで反米左派チャベス政権が誕生...

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