水は低きに流れ、人は高きに集まる-。田中角栄元首相の「日本列島改造論」はこう始まる。人口減少や人手不足が課題となる中、個性や魅力を打ち出し、人や企業、資金を地域にいかに呼び込むかが経済活性化の鍵となる。新潟県内で展開される取り組みなどを通じ、新潟の新たな「誘致」の可能性を探る。

人財ルネサンス編

[シン誘致時代・新潟経済]人財ルネサンス<8>DXにAI技術…「プロ」奪い合うより共有へ 副業・兼業に見いだす活路
人手不足が深刻化し、各地で人の獲得競争が過熱している。企業の財産となる人を集め、成長のエンジンに-。「人財」を巡る新潟県経済のルネサンス(再興)の胎動を追う。(8回続きの8)