連合新潟の牧野茂夫会長は21日、次期衆院選の新潟2区で出馬を予定している国民民主党県連代表の高倉栄前県議について、これまでの「支持」から一段階強い「推薦」に切り替える方針を明らかにした。25日の執行委員会で正式に決定し、連合本部に申請する予定。
21日に燕市で開かれた、高倉氏の事務所設立の会合で方針を表明。「地域協議会からさらなる運動の広がりを求められている。連合本部が推薦決定すれば、各産別(産業別労組)の力の入れ具合もさらに高まる」と述べた。
新潟2区では野党系で共産党の平あや子前新潟市議も立候補を表明。連合新潟が連携を最重要視する立憲民主党県連は対応を決めておらず、連合新潟の構成組織にも一部で平氏を支援する動きがある。
他に自民党現職の鷲尾英一郎氏と細田健一氏も立候補の意向を示している。