次期衆院選新潟1区で、日本維新の会が自民党を離党した無所属、石崎徹衆院議員(37)=比例北陸信越=の擁立を検討している。1区現職の西村智奈美氏(54)を擁する立憲民主党と、元参院議員の塚田一郎氏(57)を担いだ自民との対決に、維新が割って入る構図になりそうだ。維新は近年、本県で国政選挙の候補者を出しておらず、立民、自民の各陣営には「実力を図りかねる」などの戸惑いに加え、警戒する声もある。
石崎氏が維新から出馬すれば、本県で維新系候補が国政選挙に出馬するのは、2013年の参院選以来となる。当時、新潟選挙区には、後に県知事になる米山隆一氏が、比例代表には新潟市出身の元衆院議員、栗原博久氏が立候補...
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