立憲民主党の枝野幸男代表が来県し、田んぼを視察した=18日、新発田市
立憲民主党の枝野幸男代表が来県し、田んぼを視察した=18日、新発田市

 立憲民主党の枝野幸男代表が18日、次期衆院選に向けた党勢拡大のために新潟県入りし、県内各地で演説や農家との意見交換を行った。自民党総裁選に注目が集まる中、「表紙をどう付け替えるかというお祭り騒ぎにだまされないでほしい」と強調。新型コロナウイルスのさらなる対策や農業政策などの転換を主張し、政権交代の必要性を訴えた。

 枝野代表は新潟1区の新潟市中央区と3区の新発田市、4区の三条、加茂両市を回った。新潟市中央区の街頭演説で、新型ウイルスの収束が見えない中で与党が国会を開かないため、追加対策の議論が進んでいないと批判。「総裁選をやるのは勝手だが、昼間は国会を開ける。危機感がない人たちに任せていてはいけない」と訴えた。

 新発田市での稲作農家らとの懇談では、ウイルス禍による外食需要減などで下落したコメ価格について意見を交わした。対策として、農業者戸別所得補償制度の復活や、政府備蓄米の枠を拡充し、政府が過剰在庫を買い入れることで価格を維持する政策を提案した。

 終了後、報道陣の取材に、自民党総裁選に立候補した4氏について「いずれも自民党を中枢で支えてきた人だ。国民の生活を壊し、強い者と弱い者に二分してきた政治の流れは、自民党政権をひっくり返さない限り変わらない」と述べた。

 枝野代表は19日、6区の十日町市を訪れる予定。