11月の投開票が有力な次期衆院選に向け、新潟5区で立候補予定の3氏が活動を加速させている。元知事で自民党現職の泉田裕彦氏(59)は25日、事務所の開所式で地盤固めの強化を確認。前知事で事実上の野党統一候補となる無所属新人、米山隆一氏(54)も24日の決起集会で野党共闘を強調した。前長岡市長で無所属新人の森民夫氏(72)は支持者回りとともに、ネットも活用して若者への浸透を図る。いずれも知名度のある元首長同士の対決は臨戦ムードが高まっている。
◆泉田氏 大票田中心に支持固め
再選を目指す泉田氏は9月に入り、大票田の長岡市を中心に支持者、企業回りを重ねる。8月下旬には自民党県連女性局の街宣に加わって長岡、小千谷の両市でマイクを握...
残り1181文字(全文:1481文字)