次期衆院選に新潟1区から出馬を予定している石崎徹前衆院議員(37)は1日、新潟県庁で記者会見し、日本維新の会の公認で立候補すると正式に発表した。石崎氏は「県民が今までとは違う新しい政治に期待していると思う。新潟の地から、日本の政治を前に向かって進めるために頑張る」と話した。
石崎氏は同日までに、維新の新潟1区支部長に就いた。会見で、維新から出馬する理由について「政策を大胆かつ実行力ある形で進められるのは日本維新の会だと思った」と語った。
石崎氏は昨年10月、元秘書への暴行罪で略式起訴されたことを受けて自民党を離党。先月下旬に衆院議員を辞職した。
会見に同席した維新の馬場伸幸幹事長は、石崎氏について「国会議員歴も10年近い。日本維新の会の全国展開に向けてリーダー役の一人になってもらえる」と評価した。不祥事を起こした石崎氏の維新入りには党内から疑問視する複数の声が上がったが、松井一郎代表らが「再チャレンジを認めたい」と説得したことも明かした。
1区からは立憲民主党現職の西村智奈美氏(54)と、自民新人の塚田一郎元参院議員(57)も出馬を表明している。